空気の様に漂う働きがいと技術革新
:Sustainable Development Growth、通称SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標の中に「働きがいと経済成長」、そして「産業と技術革新基盤の構築」があります。イマダは豊橋SDGs推進パートナーの認証を得ていますが、SDGsそのものが2015年の国連サミットで採択される遥か以前より考えを深め、様々な試みを展開してきています。
:一見すると両立が難しい「働きがいと経済成長」そして「技術革新基盤の構築」目標ですが、イマダでは会社の業務として部門や個人に活動を割り当てるものではなく、一人一人が自発的に行動する結果として体現されるものであり、会社は具現化するための環境を整えることが肝要と考えています。
:こうした「環境の整備」でイマダを来訪された方の先ず目に留まる所は、入り口からオフィスまでの「環境」です。オフィス、食堂、会議室など夫々の空間に創造性を刺激する様々な工夫が凝らされていますが、これらの空間を繋ぐ環境にも拘りがあります。
:社屋の入り口で社員を含め皆様をお迎えする第一の遭遇は「実験室」です。歴史編纂や社屋説明が入り口の第一歩であるオフィスが多いと思いますが、イマダは実験こそが未来への駆動輪であり技術革新の素であると考えていますので、先ずは実験室から一人一人の毎日が始まります。
:オフィススペースは3階に位置しますが、1階から吹き抜けで3階まで見渡せるようになっており、途中の2階「働きがい」を支援する”プロフェッショナル育成空間”とも言うべき「技術資料室」があります。技術資料室と言うと図書館みたいな空間を皆さん想像されると思いますが、ゆったりとしたチェアとサッカーゲーム台なども完備した快適な場所で自然と自己研鑽ができますので、働きがいも必然的に上がってゆきます。
:毎朝何気なく通過する場所に、まるで自然の空気のように創造性と持続可能な開発目標を触発する仕組みが漂っているのです。今後もこうしたイマダの工夫を紹介してゆきます。