2024年12月25日(水)、イマダのオフィスにて、愛知県内の工科高校の先生方を対象に「荷重測定、フォースゲージ研修会」を開催しました。
今回の研修会は、教育業界を中心に弊社製品を取り扱っていただいている代理店様からのご相談にて実現をしました。イマダとしても初めての取り組みでしたが、参加された先生方の積極的な姿勢にも助けられ、実りのある研修会となりましたため、当日の様子を紹介させていただきます。
研修会では、座学と測定体験の2部構成にて、荷重測定やフォースゲージについて理解を深めていただきました。前半の座学パートでは、荷重測定をおこなう目的や有益性、民間企業での測定事例などについて紹介をしつつ、実際の授業での導入方法についても提案しました。
実際に授業をしているつもりで、参加者の皆様にもフォースゲージを触っていただきましたが、荷重測定の汎用性や勘どころなどを感じていただけたかと思います。
後半のパートでは、実験室(ショールーム)に場所を移して、計測スタンドなども使った測定体験をおこないました。愛知県は自動車産業が盛んということもあり、ワイヤーハーネスの引張強度試験の測定を体験します。「しっかりチャック治具で掴んだつもりもで、掴み位置が間違っていると正しく測定ができない」など、四苦八苦しながら測定に取り組まれました。最後に専用試験機を紹介した際には、その簡単さに「おぉー!」と感嘆の声があがるなど、測定の難しさについても感じられたようです。
工科高校では、就職後に役に立つ技能の習得という観点から、民間企業の現場に即した実習のニーズが高まっているそうです。研修会を開催するにあたっても、実際の測定事例を授業に採用したいというお声がありました。イマダとしても、ご期待に応えるべく、研修会のコンテンツを企画いたしました。今回の研修会から、工科高校での授業へと繋がり、高校生にとって荷重測定、フォースゲージを身近に感じてもらえる機会となったら嬉しいですね。以上、「荷重測定、フォースゲージ研修会」の紹介でした!
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